「感覚・味覚教育教師養成講座Ⅰ」

講座の目的

①食教育とは何かの本質理解
②日本を含めた世界の食教育/感覚・味覚教育の現状と課題の理解
③①②を通じて、フードコンシャスネスの理念を理解

講座の内容

食と資源、食と環境、食と貧困、食と栄養、食と美等々、近年食を中心とした議論は多様を極めています。特に平成17年に食育基本法が発令されて以来、食生活の改善および生活習慣病の早期予防の観点から、栄養学、衛生学、脳科学などを背景に、食教育は教育現場や家庭において注目を集めています。
これまで食育という言葉がさまざまな視点で議論されかつ展開されていますが、それらの多くは概して食を栄養学的視点からアプローチしたものが多い状況です。
食教育には多様な接近方法があってしかるべきですが、本講座では食教育の新しい視座として提起されたフードコンシャスネスという概念を問題意識の前提におき、日本を含めた世界の食教育/感覚・味覚教育の現状と課題の理解を通じて、フードコンシャスネスの視点と考え方を学んでいきます。

注:フードコンシャスネスの定義:「食べること、食べるもの、食べ方という日常的な 行為をきちんと意識し、この食に対する自覚的かつ積極的な能動型姿勢」を育むこと。

講義内容

第1回・4月11日ガイダンス
学習院女子大学教授 江口泰広
第2回・4月18日フードコンシャスネスとは / 社会的意義
学習院女子大学教授 江口泰広
第3回・4月25日食の意味①
女優・岸 ユキ
第4回・5月9日食の意味② 討議/発表/コメント
学習院女子大学教授 江口泰広
第5回・5月16日食教育の事例研究①イタリア食教育の現状と課題
学習院女子大学非常勤講師 中野美希 
第6回・5月23日食教育の事例研究②イタリアのスローフードと食の科学大学
学習院女子大学非常勤講師  磯部泰子
第7回・5月30日食教育の事例研究③文化と日本食
交渉中
第8回・6月6日食教育の事例研究④フランス文化と食
Joel Robuchon Restaurantシェフソムリエ 信国武洋
第9回・6月13日食教育の国際比較
学習院女子大学教授 品川明
第10回・6月20日日本の食教育の構造分析
学習院女子大学教授 品川明
第11回・6月27日データに見る日本の食教育の実態
学習院女子大学教授 品川明
第12回・7月4日食教育の事例研究⑤
元荒川区立汐入小学校主査栄養士 宮島則子
第13回・7月11日グループ討議及び発表
学習院女子大学教授 江口泰広
第14回・7月18日グループ討議及び発表
学習院女子大学教授 江口泰広
第15回・7月25日まとめ
学習院女子大学教授 江口泰広